DT50 GB250クラブマン モンキー タンク ボアアップ キー付きタンクキャップ スーパーゾイル
ぐうたらインプレッション
注意! このページのインプレは管理人YUMEちんの経験と私見から書いています。そのため、実際に試してみて違う結果や感じが出たとしても責任は取れません。あくまでWEB上の1情報であり、それ以上でも以下でもありません。参考にされるのは嬉しいですし本望ですが、何か試してみる場合は自己責任でお願いします。
バイク
●GB250クラブマン
長所
高回転まで気持ちよくエンジンが回り、パワーも出る。幅が狭いのですり抜けや駐輪がとても楽(幅は原付スクーター並かそれ以下です。またセンタースタンドもあるので駐輪時には更に強い)。燃費がよく(リッター25〜30km)、タンク容量も大きい(15リットル)ので航続距離が長い。
ただし、高回転型エンジンなので低回転では「すごい」パワーはありません(必要分はありますが)。6千回転以上からが本当の実力を出せる回転数なので、低めの速度の時も出来るだけエンジンを回して走ったほうが楽しいです。
短所
エンジンの始動性が悪い。暖機運転をしないとエンジンがすぐに止まる事がある。振動が激しい。
ただし、始動性とエンジン止まりについてはキャブレターのエアスクリューを調節してあげる事でかなり解決されます(どうも、このセッティングが季節ごとの寒暖差などで狂いやすい様子)。エアスクリューは何も外さずにマイナスドライバー一本で調節できるので知っていれば何も問題ありません。調整方法は至極簡単で、エンジンをかけてアイドリング状態でエアスクリューを左右に捻り、一番安定してアイドリング回転数が高くなったところで止めるだけです(ただし、スクリューを捻りすぎて外れそうなところまで持っていくのは止めましょう。危険です)。後は高くなりすぎている分をアイドリングスクリューで調節して、アクセルを数回捻ってみてその後もアイドリングが安定しているかどうか確かめればOKです。
●DT50
長所
軽量で適度な大きさのため街中・林道を問わず、非常に扱いやすい。50ccですがパワーは十分にあり(通常はリミッターで時速60kmまでしか出ませんが)フルノーマルで80km近くまで出すだけの実力を備えている。
短所
96年以前のモデルは燃料タンクがキー付きタンクキャップではなく、手でそのまま開けられてしまう。燃焼後の2ストオイルがサイレンサーから飛び散り、バイクの後部やライダーの背中まで汚してしまう。6V電装なのでライト等が暗い。ボアアップ等の社外品パーツが少ない。
燃料タンクの欠点については、最新型(99年に絶版だがパーツは手に入る)のキー付きタンクキャップにタンク本体ごと交換するという方法で解決できます(受け口の形が違うのでキャップのみの交換ではダメ。ただし、タンク丸ごとの交換自体は無加工で可能です)。
オイルの飛び散りについては何をしても基本的には解決できませんが、サイレンサー脇と後方に飛び散り防止用の板を設置する事でライダー等へ飛び散る分は防御できます。
ボアアップパーツはJUNによるボーリング加工の他、キタコ、カメレオンファクトリーからボアアップキットが出ていました(この二社は現在広告にDT50を載せていないので要確認)。
●モンキー
*ノーマルデータ(50cc)*
最高速60〜70km。0〜100mタイム約12秒。想像していたよりもパワフルで速かったです。乗っていると妙に楽しいですし。
*ボアアップ後データ(81cc、ハイカム、メインジェットは62番を使用(ノーマル58番)、ドライブスプロケット15丁、キャブレター&マフラー&エアクリーナー等はノーマルのまま)*
タイム等は慣らし運転が終わったら測定します。パワーは明らかに上がりました。エンジンが吹けきらなくても、ノーマルの最高速近くまでゆうゆう出ます。まだトルクが余っている感じなのでスプロケットはもう一丁上げて、最高速へ振ってもいけそうです。
*ドライブスプロケットを更に変更(15丁→16丁)*
パワーが余り過ぎの感が強かったので16丁へ変更してみました。結果、非常にマイルドにエンジンを回せるようになり、乗りやすく、その上最高速がもっと出るようになりました。15丁の時とは段違いです。
最高速60〜70km以上。0〜100mタイム約11秒。スピード自体はここからまだまだ伸びます。
スムーズに加速してゆき最高速も高いので、一般公道では車をリードして過不足なく走る事が出来ます(平均時速80km以上の流れの速すぎる幹線道路などでは少しツライですが)。
用品
●スーパーゾイル(2スト用)
長所
一本使い切る頃にはエンジンの吹けあがりが良くなり、振動も心持ち減少する。
短所
高い…。それから、どうも普通のオイルよりも燃え難いようで燃えカスが増えてしまう様子(このため、使用時は一気に使わずに、ゾイル少量と他の燃え易い2ストオイルを混合しながら使うほうが良い感じである)。